Friday, June 28, 2019

EB GUIDE によるモジュール化でモデルを整理 モデルを小さな部分に分割することで整理を容易にして、モデル内のさまざまな部分を同時に作業できるようになりました。

Sabrina Kerzel and Michael Körner

これらの分割された部分を名前空間と呼びます。データプールアイテムやイベントの名前に、非常に長いプレフィックスを使用したり、同じ場所で異なる開発チームが並行して作業したりした経験はないでしょうか。 EB GUIDE を使用して、無意味に長い名前を回避して、チームワークを発揮して、素晴らしい HMI を作成することはできるのでしょうか。EB GUIDE の高度なモジュール化実現への第一歩をご説明します。 モデルを小さな部分に分割することで整理を容易にして、モデル内のさまざまな部分に対して同時に作業できるようになりました。この部分を名前空間と呼びます。

 

名前空間
名前空間

 

名前空間の使用

名前空間を使用するには、まず名前空間コンポーネントを開く必要があります。このコンポーネントはデフォルトレイアウトには含まれません。ユーザーの方が作業しやすい場所に追加してください。各新規プロジェクトには、プロジェクト名のルート名前空間が 1 つあります。必要がなければ、名前空間を使用せず、従来通りの方法で作業することもできます。必要に応じてサブ名前空間を追加して、再配置したり、ネストしたりできます。

 

サブ名前空間の作成
サブ名前空間の作成

 

モデルの整理方法

特定の名前空間に含めたいデータプールアイテムまたはイベントを選択して、必要な名前空間にドラッグ&ドロップするか、コンテキストメニューを使用します。利便性を高めるため、データプール項目やイベントの複数選択を導入しました。

 

別の名前空間に項目を移動してプロジェクトを整理
構成要素を別の名前空間に移動してプロジェクトを整理します

 

プロジェクトの作業対象領域のみに集中できるように配慮しました。新しいデータプールコンポーネントおよびイベントコンポーネントの新しいビューでは、作業に必要な名前空間を選択できます。

 

データプールコンポーネントおよびイベントコンポーネントの新しいビュー
データプールコンポーネントおよびイベントコンポーネントの新しいビュー

 

しかしもちろん、すべての要素の制御ができなくなるわけではありません。例えば名前空間が不明な場合には、全ての要素をフィルターして特定のものを見つけることができます。

 

名前空間フィルター
名前空間フィルター

 

選択した名前空間をフィルタリングしない場合、データプールアイテムまたはイベントのテーブルには、名前空間の列が追加されます。これで、アイテムやイベントがどの名前空間で使用されているかがわかります。

 

名前空間列のあるデータプールコンポーネント
名前空間列のあるデータプールコンポーネント

 

持続性

全てのイベントとデータプールアイテムは、events.gdata または datapool.gdata に保存されます。これはプロジェクトフォルダーのルートに保存されます。ただしデータプールアイテムまたはイベントを別の名前空間に移動すると、保存されたプロジェクトのフォルダー階層にただちに移動されます。つまり、各名前空間には events.gdata と datapool.gdata が それぞれ1 つずつ存在することになります。これで複数のモデラーが干渉し合うことなく別々の名前空間で作業できます。

 

保存されたプロジェクトのフォルダー階層
保存されたプロジェクトのフォルダー階層

 

スクリプトとトリガーリストの名前空間

名前空間はスクリプトおよびトリガーリストにも反映されます。データプールアイテムを参照したい場合、スクリプトでは完全修飾パスを使用します。これで、全てのデータプールアイテムとイベントが確実に固有になるようにできます。

 

サブ名前空間のデータプールアイテムを使用する、トリガーによる条件付きスクリプト
サブ名前空間のデータプールアイテムを使用する、トリガーによる条件付きスクリプト