車両アーキテクチャの変化

車両インフラアーキテクチャの
変化

 

ソフトウェアが動かす運転の未来

ソフトウェアはますますスマートになり、インターネットはますます高速になる中で、現代生活のほぼすべての面でこれらに依存しています。自動車も例外ではありません。

2013年には、自動車の総原価のうち、ソフトウェアに基づくのはわずか10%ほどでした。2030年までには、約60%まで上昇すると予測されています。ドライビングの未来は、自動車のコアアーキテクチャを根本的に再設計し、制御するソフトウェアを見直すことにかかっています。

多くの人が、現代の自動車を「車輪のついたスマートフォン」と呼んでいますが、この表現はメリットと課題の両面をよく言い表しています。

車両がインターネットやクラウドへ接続することが標準になるにつれて、搭載されているインターフェースやナビゲーション用ソフトウェアを更新したり、前もってエンジン診断データを取得したり、さらには運転効率を向上させたりすることが可能です。しかしこれには、信頼性が高く更新が簡単なソフトウェアと、第三者やハッカーからのアクセスをブロックする高度なセキュリティシステムが必要です。

さし迫った課題:スペースの確保

これまで、自動車に新しいコンポーネントを追加する際には、制御用の小型の専用コンピューター(ECU)を設置することが一般的でした。その例としては、パワーステアリングセンサーや空調システム、パワーウィンドウコントロ―ラーなどがあります。

この結果、現代の自動車には100個あまりの独立した小型コンピューターと、それをすべて接続するために文字通り300~400kmの電気配線を備えることになりました。

この方法を長年使ってきましたが、配線の量が膨大になり、必然的に現代の自動車の車内には利用できるスペースが限られてきています。

次世代の自動車を準備し、自動運転や車内エンターテインメントシステム、リモート診断、電気エンジンなどの機能の帯域幅需要を満たすためには、まったく新しいアプローチが必要です。

エレクトロビットは、グローバルな開発パートナーシップAUTOSAR (Automotive Open System Architecture)と協力して、最前線でこの変革を促進しています。

エレクトロビットは、これからの運転を強力にするために現在のコンピューターを設計しています

EB corbos

 

自動車がますます複雑になる中で、演算能力の需要は指数関数的に増加しています。新世代の運転機能は、何千万行ものコンピューターコードで処理される、これまでにないレベルの処理能力を必要としています。

すでに過剰になっている独立したECUをさらに追加するよりも、演算能力を強化して、よりスマートに効率よく運転できるように、自動車の中枢神経システムを見直し再設計することが必要になっています。

エレクトロビットの新しい車両インフラアーキテクチャとソフトウェア設計は、静的な個別ECUから離れて、単独の集中化されたECUを取り入れています。この進歩により、複数の車内システムが同時に相互通信できるようになりました。

例えば自動運転機能では、自動車をナビゲートするために、車内の複数のセンサーからの瞬時のデータを外部のマッピング情報と組み合わせ、リアルタイムの環境モデルを作成することが必要です。複数のシステムが通信して同時に機能しなければ、実現できません。。

よりスマートな車両インフラアーキテクチャで継続的な向上が可能に

この新しい中央ECUアーキテクチャを最先端のエレクトロビットのソフトウェアに組み合わせて、車両のライフサイクルにわたり更新・改善できる堅牢なソフトウェアプラットフォームで、車両の運転効率を大幅に向上させることが可能です。また、将来新しいハードウェアとソフトウェアの統合がシンプルになり、自動車の安全性とセキュリティも向上させることができます。

自動車の中枢神経系を見直すことは、自動車メーカーや車両の所有者にメリットがあるだけでなく、自動車をさらに優れたものにし、より安全でより快適な運転を保証します。

エレクトロビットは高度なソフトウェアを設計、開発し、先進的なソフトウェアを多くの世界的な自動車ブランドへ統合しているグローバルリーダーであり、すでに世界各地で何百万台もの自動車に力を与えています。

 

エレクトロビットの車両インフラ関連商品、ソリューション、およびサービス

 

EB tresos製品ライン

エレクトロビットは、ベーシックソフトウェア、オペレーティングシステム、設定ツール、機能安全、並びにソフトウェアテスト用ソリューションに最先端のECUソフトウェアを提供するという独自の立場にあります。

EB corbos製品ライン

エレクトロビットは、常に最先端のECUソフトウェアを開発しています。EB corbosは、Adaptive AUTOSAR導入のための製品ラインを提供しています。EB corbosには、基本的なソフトウェア、ハイパーバイザ、構成ツール、そして高性能オペレーティングシステムが含まれています。すべての要素が一貫性を持って統合され、動作します。

EB xelor

EB xelorはHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)を基盤とした、次世代の自動車のE/Eアーキテクチャを開発するための、オールインワンのソフトウェアプラットフォームです。